【Amazon広告】スポンサードプロダクト(Sponsored Products) の効果的な使い方
Amazonが提供する広告サービス、スポンサードプロダクト(Sponsored Products)では、広告をAmazonの判断でうつか、自分でキーワード選定してうつかを選択する事ができ、それらをAutomatic targeting(自動)とManual targeting(手動)と呼びます。
これらをうまく活用する事でスポンサードプロダクト(Sponsored Products)を効率良く活用する事が可能になります。
そこで、今回の記事では、Automatic targeting(自動)とManual targeting(手動)とは何かの説明から入り、Automatic targetingとManual targetingの効果的な使い分け方を紹介していきたいと思います。
また、スポンサードプロダクト(Sponsored Products)関しては別記事に記載してあるので、まだご覧になっていらっしゃらない方は、そちらの記事からご覧下さい!
Sponsored Products:スポンサープロダクトとは?(アマゾン内広告)
Sponsored Products:スポンサープロダクトの使い方(アマゾン内広告)
※セラーセントラルの表記は全て英語表記になっていますが、下記の画像赤枠で囲った部分から日本語対応も可能です。
Automatic targeting(自動)とは
Amazon.comセラーセントラルのAutomatic targetingの説明は以下です。
“Save time and let Amazon target your ads to all relevant customer searches based on your product info. “
どういう事かと言いますと、Automatic targetingを使えば、商品ページの商品説明文に基づいてAmazonが広告を打つキーワードを自動で決定してくるという事です。
メリットとしては、自分で広告キーワードを決める手間が省ける点で、デメリットとしては、効果の薄いキーワードが選ばれてしまった場合、広告費が無駄にかかってしまう点です。
Manual targetingとは
一方で、Manual targetingでは、広告をうつキーワードを自分で決める必要があります。
メリットとしては、自分でキーワードを選定できるので、効果の高いキーワードで広告を集中的に出稿することができます。
デメリットとしては、自分で広告キーワードを考えなければならないので時間が取られてしまう点です。
Automatic targetingとManual targetingはどうやって使い分けるのがいいのか?
両者の特徴や、メリット/デメリットに関して大方理解されたかと思います。
そこで次にご紹介するのは、これらの効果的な使い方に関してです。
効果的な使い方の流れを3つに分けると以下のようになります。
①:まずAutomatic targetingで1~2週間広告を出稿する。
②:①で集まった情報を基に、キーワード毎のコンバージョン率(クリックした人が実際に購入に至った割合)を調べる
③:Manual targetingに切り替えて、②で調べたコンバージョン率の高いキーワードのみを使う。
コンバージョン率の調べ方 ~Automatic targeting , Manual targeting 編~
この流れの中で皆さんが気になっているのはおそらく②に記載した、コンバージョン率の調べ方ではないでしょうか?
コンバージョン率を調べるためには、まずAmazon.comセラーセントラルに入り、画像赤ワクで囲った部分をクリックします。
そして移動したページを下にスクロールすると次のようなページが出てくると思います。
(※まだ実際に広告を出稿していない方は表示されないので、まずは広告を出稿してみて下さい。)
緑枠で囲った部分は Automatic targeting か Manual targeting どちらが使われているか表示している欄です。赤枠は広告を利用している商品名になります。
今回は赤枠で囲った下から二番目の商品のコンバージョン率を実際に見てみたいと思います。
商品名をクリックすると次のようなページ移動します。
緑枠で囲った部分は広告のキーワード数になり、クリックしてみるとキーワードの一覧が表示されます。
枠の説明をしておくと、以下のようになります。
・緑枠:広告に使われているキーワード
・赤枠:コンバージョン率が高いキーワード
・青枠:コンバージョン率が低いキーワード
ACoSは 『Spend(広告にかかった費用)/Sales(売り上げ額)の百分率』です。
つまり、ACoS が低い値となっているキーワード(Spendに対するSalesの割合が高い)は、高いコンバージョン率であると言えます。
このようにしてコンバージョン率が高いキーワードだけを残して、費用対効果の高い広告戦略を行なってきましょう!!
まとめ
【アマゾン内広告】スポンサードプロダクト(Sponsored Products) の効果的な使い方に関しては以上となります。
本記事を参考にして、Automatic targeting(自動)とManual targeting(手動)をうまく使い分けてスポンサードプロダクト(Sponsored Products) の効果を最大限に発揮しましょう!
また、商品リサーチに関しての記事もございますので、よろしければこちらもご覧下さい!!
【Amazon輸出】商品リサーチ方法 〜安定して収益をあげるために〜
無料メルマガ登録はこちら!!