海外Amazonセラー必見!!
海外Amazonで商品登録を一括で行う方法をご紹介していきます
Amazon輸出(海外Amazonでの販売)は、ある程度の規模になってくると作業が煩雑になってきます。
特に卸などの商品数が100、200、ひいては1000を超える販売者は作業を1秒でも減らし、販売を効率化したいところ。
もちろんAmazonはシステムが非常に優れているので簡単に効率化が可能です。
そこで今回は、Amazonへの商品登録を、CSVファイルを用いて一括で行う方法をご紹介していきます。
登録自体は慣れてしまえば簡単なので問題はないのですが、出品したい商品がたくさんあって一つ一つ登録していては効率が悪い場合などに一括登録は有効です。
※セラーセントラルの表記は全て英語表記になっていますが、画像赤枠で囲った部分から日本語へ変更も可能です。
CSVファイルのダウンロード方法
まず始めに行う事として Amazonセラーセントラルにログインし、『INVENTORY』>『Add a product』を選択します。
『Download an inventory File』を選択します。
下にスクロールしていくと、『INVENTORY FILES』タブがあります。
『INVENTORY FILES』を開き、『Inventory updates』の中の『Inventory Loader』を選択します。
『Inventory Loader template』を選択すると、ファイルがダウンロードされます。
CSVファイルの入力方法
CSVファイルのダウンロードが完了したら、次は商品情報の入力作業となります。
ファイルを開くと3つのタブがありますが今回使用するのは、『InventoryLoaderTemplate』タブになります。
ファイルを開くと『A列』から『BM列』までの65項目ありますが、実際に記入を行うのは、オレンジ色で塗られている『A列』から『M列』までの13項目になります。
(※参考までに他のタブに関しても補足しておくと、『Instructions』タブにはアップロードまでの手順が記載されており、『Data Definitions』タブには『Inventory Loader Template』の記入説明や例が記載されています。)
以下で、A列からM列まで順に説明していきたいと思います。
A列:SKU
出品者が商品を管理しやすくするように、商品ごとに付ける名前の様なものです。
ご自身が理解しやすい物にしましょう。
ex)shouhin-1,shouhin-2 など
B列:product-id
商品のASIN/ISBN/UPC/EANのいずれかの記入になります。
C列:product-id-type
B列で記入した情報のタイプを記入します。
ASIN=1 , ISBN=2 , UPC=3 , EAN=4
例) B列に商品のASINを記入した場合、C列には1を記入します。
D列:Price
販売したい商品価格を記入します。
E列:minimum-seller-allowed-price
販売価格の最低額を記入します。
ツールを使用していない人はこの欄を記入する必要はないですが、価格改定ツールなどを使っている人は念のため設定することをお勧めします。
なぜならここで設定した値段以下の価格になると、Amazon上で出品が一時停止になり、価格改定ツールのバグにより極端に安い価格で販売されてしまう事態を回避することが可能だからです。
F列:maximum-seller-allowed-price
販売最高額を記入します。
意外かもしれませんが、Amazonでは他のセラーと比較して高額すぎる値段で販売していても出品が停止される事があるので、上記と同じ理由でツールを使用している方は設定する事をお勧めします。
G列:item-condition
商品の状態を指定された番号で記入します。
1 – Used, Like New
2 – Used, Very Good
3 – Used, Good
4 – Used Acceptable
5 – Collectible, Like New
6 – Collectible, Very Good
7 – Collectible, Good
8 – Collectible, Acceptable
9 – Not used
10 – Refurbished (for computers, kitchen & housewares, electronics, and camera & photo only)
11 – New
H列:quantity
出品数を記入します。
I列:add-delete
このCSVファイルを何に使用するかを入力します。
この列は、item-conditionと同じで、入力する際は実際の説明文を記入するのではなく、定められたアルファベットを入力します。
a=(update/add)
b=(delete)
c=(completely from system)
となります。
今回は商品を出品等録するのでaを記入します。
J列:will-ship-internationally
発送国をアメリカのみ、または、他の国へも出荷可能か、を記入します。
ここも文章を記入するのではなく、定められた番号等を記入します。
“1” or “n” = Will ship in US only
“2” or “y” = Will ship to international locations
K列:expedited-shipping
送料と配送日数の選択になります。
簡略化してまとめると、Standard Shippingは通常配送、Expedited Shippingは速達となります。
ここでも定められてた文字を記入する事になります。
“Next” (1日) “Second” (2日) “Domestic” (Domestic Expedited) “International” (International Expedited) “Plus” (Faster Expedited Domestic: 1 to 3 days. Eligibility based on performance. See “Learn More” link below.) N = Expedited Shippingサービスを提供しない
L列:standard-plus
Standard Shipping選択時に商品が購入者の元へ届くまでの日数を選択できます。
ここも記号での入力となります。
“Y” = 3 to 5 business days transit time
“N” = 4 to 14 days transit time
M列:item-note
この欄は、商品の状態や配送方法、自身のショップの詳細説明などを記入する欄になります。
この部分は今までとは異なり文章での入力になります。
ここまでが記入必須項目になります。
記入必須項目の記入が完了していないファイルをアップデートするとエラーとなり、出品が完了ません。
必須項目を全て記入し終わってからファイルをアップデートしましょう。
まとめ
【Amazon輸出】一括商品登録方法 〜CSV編① 〜 (Mac版)は以上となります。
CSVファイルのアップロード方法に関してはこちらをご覧下さい!
【Amazon輸出】一括商品登録方法 〜CSV②〜 ver (Mac版)
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