Amazon人気商品から見る、成功のために抑えるべきポイント5選
今回は、Amazon.comにおける、新規商品登録を行った商品に関しての販促方法レポートとなります。
※相乗り商品に関しても一部可能となります。
今回ご紹介する販促方法には、有効なのにあまり使われていない手法が多く含まれています。
今回の記事を参考にして、Amazonでの売り上げをアップさせましょう!
では、早速ご紹介していきたいと思います。
① Amazon Campaign(アマゾン各種キャンペーン)
まず初めにご紹介するのは、Amazonで使える各種キャンペーンになります。
かなり浸透している拡販方法なので、ほとんどの販売者が利用された事があるのではないでしょうか?
効率的に使い分ける事で、売上アップに大きく貢献します。
1)【定期購入割引】
・定期購入を条件として、対象商品の割引が行える
※小型軽量プログラムなどのプログラム併用不可
2)【送料無料設定】
・カタログのすべて、または一部を対象とした商品の購入で、配送料を無料で提供
3)【購入割引】
・カタログのすべて、または一部を対象とした商品購入時の割引率を設定
4)【一点購入でもう一点プレゼント】
・カタログのすべて、または一部を対象とした商品の購入時に、1つまたは複数の商品を無料で提供
5)【 Amazon Giveaway 】
・商品の無料プレゼントをプロモーションとして実施し、販売の促進と新しい購入者への宣伝に活用
6)【ソーシャルメディアプロモーションコード】
・カスタムプロモーションコードを利用することで対象商品の割引を受けられる
②Amazon Coupons(アマゾンクーポン)
商品ページのSEOを上げてくれる割に、購入者にあまり使われない、かなりお得なアマゾンクーポン。
(※最近アップデートがあり、クーポンの視認性があがり、今後は使用率が上がることが予想されます。)
もちろん、利用条件はあるので、詳しくは以下をご覧下さい!
<赤枠個所に掲出>
<利用条件>
クーポンの利用には、大きく分けて2つの条件をクリアする必要があります。
1) 出品者
・大口出品者アカウント
・出品者評価が3.5以上
※購入者からの評価がない出品者もOK
2) 対象商品(コンディションは新品限定)
・レビュー数が1~4件の商品 : Amazonでの星の数が平均2.5以上であること
・ビュー数が5件以上の商品: Amazonでの星の数が平均3以上であること
・レビュー数が0件の商品 : 星の数の要件はなし
<クーポン設定条件及び詳細>
クーポンの詳細は以下のようになっています。
・金額、またはパーセンテージでの割引選択が可能
・予算は最低$100~
・使用期間は1日~
・回数制限機能有り(一度または複数回)
・クーポン対象者の選択可能(全ての購入者、プライム会員、学生会員、家族会員)
③ Variation Registry(バリエーション登録)に関して
Variation Registry、その名の通りバリエーション登録になります。
こちらもかなり有名なのでご存知の方が多いのではないでしょうか?
視認性を上げる事で購入に繋げる、オフラインでも良く使われる拡販施策の一つです。
利用条件はないですが、カテゴリーによっては難易度が高いケース(何回やってもエラーになり諦めがち)があります。
<掲出事例>
以下のように、バリエーション登録様々な種類があります。
①:カラー×サイズ
②:カラー×素材
③:カラー
【バリエーション登録による変化】
購入ページで表示できる商品数が増える事により、視認性アップします。
また、購入者はページを移動することなく商品を比較することができるので、他ページへの流出を防ぐことにも繋がります。
直接的な影響があるかは分かりませんが、通常の商品ページと比べるとバリエーションページは見映えが良いのが特徴です。
【注意点】
最後に、バリエーション登録の際の注意点ですが、バリエーションページへ組み込む商品は、同一カテゴリー、同一ブランド名である必要があります。
その他にも、 同一の値でないと組み込めないなど、細かい要件はいくつか存在します。
昨今、Amazon Enhanced Brand Contentが充実、強化されている関係で、いままでグレーだった部分が明確化してきていることも分かりますね。
④Amazon Enhanced Brand Content
(A+ツール/EBC/商品紹介コンテンツ)
ここではAmazon Enhanced Brand Contentについてご紹介していきます。
【登録方法】
Amazon Enhanced Brand Contentに登録するためには、ブランドオーナー(米国商標登録等)である必要があります。
※Amazonからブランドオーナーとして承認された出品者のみ活用可能なコンテンツとなります。
また、以下の情報も求められるので、応えられるようにしておきましょう。
・登録名
・分類
・登録番号
・エージェンシーから発行されるVerification Code
以下画像は、実際にAmazon Enhanced Brand Contentを利用して作成したページとなります。
⑤Amazon ブランドレジストリー
偽物販売が散見されるAmazonですが、この現状を何とかしようとアマゾンが取った施策がこのAmazonブランドレジストリーです。
【 Amazonブランドレジストリーでできる事】
Amazonブランドレジストリーを行うことで、ブランドページを作成することができる事に加え、
また、そのブランドページより、違反の発見報告等、大切なブランドを守ることができます。
こちらも若干ハードルが高い手法となりますが、試してみる価値はかなり高い施策であります。
登録の際に以下情報が必要となる場合があるので、答えられるようにしておきましょう。
・登録名
・分類
・登録番号
・エージェンシーから発行されるVerification Code
【まとめ】
既にご利用されている施策などはありましたか?
色々と申し上げましたが、Amazon成功の最短ルートは「根気」です。
これらを知っているからすごい、のではなく、だれでも知っている事を当たり前のように繰り返し行える人だけが成功します。
そして、そこで得た経験を上手く活かして、状況に適応していく力が求められます。
知識と経験値を蓄え、Amazonでの販売を拡大していきましょう!