Amazon FBA倉庫納品量には上限あり?! 在庫保管制限に関して
FBA倉庫には、1出品者についき納品できるスペースに限りがある事をご存知ですか?
FBA倉庫内の保管スペースに関するルールは、在庫保管制限と呼ばれており、在庫保管制限には上限が定められており、上限を超えて納品してしまうと手数料が発生してしまいます。
ここで気になるのは、在庫保管制限の上限はどのようにして決まっているのか、また、その上限はあげる事ができるのか、ではないでしょうか?
そこで今回は、在庫保管制限の概要や、上限はどのようにして上げる事ができるのか、について確認して行きたいと思います。
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在庫保管制限 基準
在庫保管制限には基準が設けられていて、在庫パフォーマンス指標(レート)の数値により納品上限が変わります。
Amazonは3か月ごとに、在庫のパフォーマンス指標(レート)の確認を行い、その数値が350を超えているか、超えていないかで在庫保管制限の上限が変動します。
在庫パフォーマンスレートが350以上の場合
在庫パフォーマンス指標(レート)が350以上の出品者は、無制限に納品をすることができます。
無制限に納品はできますが、在庫保管手数料(毎月)・長期保管手数料 は発生しますのでご注意ください。
在庫のパフォーマンス指標(レート) が350未満だった場合
FBA倉庫に納品できるスペースの上限(保管制限)が設けられます。
前述の通り、保管制限を超過した場合、1立方フィートあたり10ドルの手数料が発生します。
以下は、在庫保管制限の上限が200立方フィートで、100立方フィート超過した場合の手数料になります。
~例~
・在庫保管制限: 200立方フィート (約5.7立方メートル)
・FBA倉庫で保管中の商品: 300 立方フィート (約8.5立方メートル)
・超過分: 300-200=100 立方フィート (約2.8立方メートル)
・手数料:10ドル × 100 立方フィート = 1000ドル
在庫のパフォーマンス指標(レート) 確認方法
肝心の在庫のパフォーマンス指標(レート)の確認方法ですが、以下の手順で確認します。
まずセラーセントラルにログインします。
セラーセントラルから、『在庫』タブの『在庫健全化ツール』を選択します。
『在庫のパフォーマンス指標』から確認できます。
FBA倉庫の納品量(ボリューム)や在庫保管制限中であるか否かの確認方法
FBA倉庫の納品量や在庫保管制限中かどうかの確認手順は以下の通りです。
先ほどと同様に、セラーセントラルにログインします。
セラーセントラルから、『在庫タブ』の『在庫健全化ツール』を選択します。
『在庫のパフォーマンス指標』を選択します。
下部赤ワクで囲った、『ストレージモニター』を展開する事で確認可能です。
在庫のパフォーマンス指標(レート) を向上させるには
在庫保管制限の上限をなくすためには、在庫のパフォーマンス指標(レート) を向上させる必要があります。
在庫のパフォーマンス指標(レート)を向上させるためには、以下2点の改善を行います。
FBA倉庫に納品中の商品のデータを確認
商品データが正常な状態であるか確認しましょう。
情報に不備・不足、または、Amazonが定めた形式で情報登録できていないなど、商品に不備がある場合は、たとえFBA倉庫に在庫がある状態であっても販売されないため、不良在庫となります。
保管期間の長い商品の確認
販売価格をコントロールし、FBA倉庫内に不良在庫を滞納しないようにしましょう。
不良在庫を解消する事で、在庫のパフォーマンス指標(レート)を向上させるだけでなく、在庫保管手数料等の削減にもつながります。
まとめ
Amazon FBA倉庫納品量には上限あり?! 在庫保管制限に関しては以上です。
売り上げをアップのためには、在庫保管制限は大きな足枷となります。
在庫のパフォーマンス指標(レート)を向上させて在庫保管制限を無くし、売り上げをアップさせましょう!
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